2016年5月30日月曜日

不思議なクニの憲法

「いまの政治の問題は指導者の問題ではなく、国民の問題。」

「この国では、メッセージを持った瞬間に人が離れていく。」

「私たちは憲法を守るための「不断の努力」をしていたのだろうか?」

(日本国憲法第第十二条 :この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。)


 この国の憲法をとりまく問題をアメリカとの関係を歴史的に振り返りながら、様々な論者の声と日本国憲法の条文を同時に示しながら描いた渾身のドキュメンタリー。答えを示すのではなく、考えさせるスタンスも素敵だった。

 公式サイトはこちらから。
 それにしても朝9時30分スタートという、どう考えても軽くいけない時間にしかやっていないのが残念。でも、多くの人にぜひ見て考えて欲しい。

渋谷シネパレスで公開中

そしてその勢いで、「憲法改正」の真実 (集英社新書)を購入。
改憲・護憲という二項対立で憲法についての問題を語ると本質が見えなくなるという警告から、自民党改憲案で「個人」の記載が「人」に書き換えられていることがなぜ恐ろしいのか、そして立憲主義とはそもそも何なのかまで、初めて知ることがとても多く勉強になった。そしてこんなに知らなくて恥ずかしいな、とも思う。

新書はかなり当たり外れがあるけど、この新書は重厚感あり。

読みやすさをとにかく意識してる

次は、全く反対意見の論者の本も読んでみようと思う。


2016年5月16日月曜日

70歳を過ぎても若々しい肌を保つすごい秘訣


あなたも赤ちゃんのようなぷるぷるのお肌に

「どうしてそんなにお肌がきれいなんですか?」と、もうすく50になる女性が73歳の女性に一言。確かにそれを聞かれた女性は、73とは思えないもちもちした、色白の肌の持ち主。

彼女は何と答えたのでしょう?

その答えが、あなたも明日から始められる劇的に簡単な方法であるためシェアしたい。


彼女は40になったときにあることをやめ、それ以来肌がきれいになったのだという。

それでは彼女は何を辞めたのか。

なんとメイクの一切を辞めたのだという。

「日焼け止めと乳液だけにしたわ。冬に乳液は保温にもなっていいのよね。」と彼女。

乳液はコートではありませんっ!!

メイクの不思議

40という、どうやっても若さでは勝負しにくい年になって、メイクをやめるという決断をしたことにとにかく驚きなのであるが、とにもかくにも彼女の言葉は、メイクについて私が不思議に思っていたことを解消してくれた。

 私はかねがね、女性の方がスキンケアにお金も時間も使うのに、同じくらいの男性とたいして肌の美しさが違わないのはなぜだろうと考えていた。

その理由の1つとして考えられるのは―

①メイクの肌への負担がスキンケアの効果を打ち消してしまう。
②男性ホルモンが肌に良い影響を与えている。

もし②がほんとうだった場合、「男性ホルモンで若々しいお肌に!」という注射やサプリメント、あるいは「男性ホルモン配合ファンデーション」などが現れてもおかしくなさそうだが、化粧はそもそも男性から離れた身体になるためにやるものなので、②が検証されることがこれからもなさそうである。

ということで②は却下し、ここでは①を採用しよう。

肌を乱すのは、化粧が原因で、それはいくらスキンケアをしても挽回できないとすると、肌を若々しく保つために、メイクを一切やめるという方法は合理的な選択と言えそう。しかもとんでもないコスパ。なんとゼロ円。


しかし「女は化粧をする生き物」という常識がとことん根付いている社会において、いきなりメイクをやめるということは、「女を捨てた」「女なら化粧くらいしろ」という揶揄にもあいやすい。なのでその点で合理的とは言い難い、ともいえます。

まあ、サンプル数が1なので、一般化はしにくい話ですけど。